ワイルド7(10)
北ベトナム軍の陣地を突破するため、道に迷った旅行者になりすました両国の運転するトラックに隠れて陣地内に侵入した飛葉。
両国が車を燃やして北ベトナム軍の目をくらませているうちに、闇に乗じて機関車で一気に通過する予定だったが、マリが足手まといになり門を閉ざす鎖を切ることができない。
しかし機関車は今まさに突進してきており、鎖を切ることが出来なかったら乗っている仲間もろとも吹っ飛んでしまうのだ!!山陰の新興都市でヤクザ同士の抗争に巻き込まれた飛葉は、予定の飛行機に乗り損なってしまう。
だが、その全日空105便は多くの謎を秘めたまま墜落してしまった! 喫茶店で飲んだコーヒーの毒により前後不覚となった飛葉はヤクザに追われ、ある屋敷へと逃げ込んだがそのまま気絶してしまう。
その直前に、屋敷の主である生け花の師匠がヤクザを鮮やかに殺したように見えたのは、まさか夢だったとでもいうのだろうか…?墜落した全日空105便には、何と在日米陸軍の毒ガスが秘密裏に積み込まれてあったのだ! そのことがバレて困る米陸軍は極秘に捜査を始め毒ガスの回収に至ったが、事故の生存者たちに目撃されてしまい、彼らを次々と殺していった。
生き残ったスチュワーデスと共に逃げる飛葉にも特殊部隊レンジャーの魔の手が伸び…しかも秘密を知った者すべてを皆殺しにすべく、米兵は飛葉たちの命の恩人の元にも現われていた!!新幹線の敷設をめぐって運輸省の大臣暗殺が計画されていた。
たえずベテラン刑事ら十数人の護衛を従えている大臣が、草波や飛葉らと会食するために都内のレストランに現われた。
そこで犯人たちは駐車場の車を爆破し、護衛を外へおびき出したうえ大臣を刺殺しようとしたが、飛葉とウェイトレスに扮したユキにより救われた。
暗殺に失敗した3人は何者かに始末されたが、草波とワイルド7たちは独自に捜査を続けていった。
ワイルド7たちは、4人の重罪人を普通の刑務所から『緑の墓』と呼ばれ恐れられている特殊刑務所へ護送する任務を命じられた。
途中の一本道で道路工事のために立ち往生してしまうが、それは囚人を奪い返すための敵の罠だった! 絶体絶命の危機を遅れてきた飛葉の援護射撃により脱し、到着した迎えの戦車を従えて無事『緑の墓』に到着。
だがそこで、何と飛葉たちワイルド7が捕らえられ、牢獄に入れられてしまったのだ!!続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60011203
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