[コミック雑誌版]難波鉦異本第21話

“大阪新地の遊女・和泉とささらが繰り広げる、男と女の究極の駆け引き!”――和泉のあねさま夕霧太夫の夫である伊佐衛門が、オランダ渡りの“反魂香”を持ってやって来た。
反魂香とは、焚くと「死者の魂を呼べる」という伝説のお香のことであり、これを焚いて夕霧の霊を呼び出そうという趣向なのだ。
伝説の遊女、夕霧太夫は蘇るのか!?“見よ! 小次郎の華麗なる剣舞!!”――富田道場にやってきた宮本武蔵は、立ち合いを申し込む。
だが圧倒的な武蔵の強さに、師範の富田勢源は道場側の負けを認めたのち、死んでしまう。
その死の間際、師範は富田道場の当主を小次郎と定めたが、従兄弟である巌龍は小次郎を亡き者にしようと企てるのだった…。
舞うが如く斬る、小次郎の必殺剣!“人生いかに生きるべきか!? 異色列伝・無名の人々!”――清水太郎左衛門尉正次は、騎乗した馬の胴を両足で締めると、馬が死んでしまうという怪力の持ち主だった。
その母である下田城主の奥方は、真の「優しさ」を兼ね備えた“怪力の母”だった――。
力自慢は数あれど、包容力に優る力ありや!? 子をしのぐ怪力無双の母ごころ。
“風雲児史観で描く!”――学生時代、左翼活動に身を投じていた森尻某という老人が、ある日みなもと太郎のもとを訪ねてきた。
京城でのありし日の松吉のことを知る老人が語った物語――日々の暮らしが語り継がれ、新しい歴史が紡がれていく…。
人はみなその人なりに生きる! 一人の人生でありながら、同時代の歴史とともに!!“幕末、夜明け前の若者をかき立てた夢の数々と翻弄された若い命―…”――文久三年九月十八日、新選組結成以来、主導権をめぐり近藤勇の一派と対立していた芹沢一派は壊滅した――ただ一人、野口健司をのぞいて…。
狂犬として殺されるか、忠犬として死ぬか…いずれ野良の身の宿命か!? 「士は己を知る者の為に死す」 芹沢派副長助勤・野口の運命は?続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60008579